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リーバス式導溝システム
機能
リーバス式導溝システム

機能

リーバス式導溝システムのメカニズム

通常のドラムで一層だけの巻取りを行う場合、乱巻き等の問題はほとんど発生しませんが、二層巻き以上になった途端巻き崩れが始まります。それは層を重ねるごとに悪化し、最後の層まで修正されることはありません。
そして、ロープのくい込みやタタキ等の現象を誘発し、ストランドを傷め、破断という最悪の事態をまねくことになります。
完璧な多層巻取りを完成させるためには、溝無しドラムやスパイラル溝ドラムのような360°を通しての横移動となる要素を取り除くことが必要であり、それができるのがリーバス式導溝システムなのです。
リーバス式導溝システムでは、ロープの横移動部を少ない範囲に規制して、残されたほとんどの部分ではロープをフランジ内側面に平行に巻き取って行きます。
この状態が最終の層まで持続され、安定した整列巻き取りとなります。

カウンターバランス・クロスオーバー・セクション

ドラムを側面から見た場合(図-1)小範囲のクロスオーバー部が、ドラム上2カ所にあります。
ロープはドラムの1回転につき2カ所のクロスオーバー部でそれぞれ半ピッチずつ横移動を行っています。(図-2)
そして残りの広い範囲が平行部といわれている部分で、この部分ではロープはフランジの内側面に平行に巻取られています。クロスオーバー部は、多層の巻取りをドラムのバランスをとりながら行えるようにドラム周上に対称に位置します。

図-1 溝展開図
図-1 溝展開図
図-2 ドラム側面図
図-2 ドラム側面図

ピラミッド・パターン

リーバスドラム上の大部分を占めている平行部では、リーバス式カウンターバランス巻取りのために、ロープがピラミッド形状を構成しています。どの層も常にこのような巻取り制御が行われますので、フランジにかかる力の変動は緩やかとなり、かつロープ相互の荷重配分は常に最良の状態を保ちます。クロスオーバー部の長さは、ロープ相互のひっかかりやこすりが最少となるように、永年にわたる経験で得た豊富なデータを基に設計されています。

図-3 ピラミッド・パターン
図-3 ピラミッド・パターン

設計および製作の特性

リーバスグループはお客様が望まれる多種多様な用途の巻取り機にご使用いただけるように、製品はすべてカスタムメイドとしております。また、計画資料として記載した項目は、お客様に安心してご使用いただける製品造りのために必要な事柄でありますのて、どうかご引合の際に合せてご連絡いただけますようお願いいたします。

リーバス式導溝システムの説明動画

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